写真,思い出

思い出を写真に残す

楽しかった思い出、嬉しかった思い出、切なかった思い出 etc、大切にしている思い出も時と共に薄れていってしまいます。
そんな過去の思い出を振り返えってみたとき、その当時を鮮明に蘇らせてくれるものとして写真があります

 

そして、思い出を残す写真の他にも、アートとしての写真、趣味としての写真、文化としての写真、主義・主張をアピールする為の写真などあります。また、個人的な目的以外にも、撮った写真を団体や行政が主催する展示会に出展したり、写真をもとに文化振興や地域発展に取り組んでいるNPO法人に提供したりと、目的・用途は様々です

 

本サイトでは、個人の方が思い出を残すために撮った写真のエピソードをまとめております。ご覧いただいた皆さんが写真に興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

忘れてしまう思い出を少しでも残したくて

 

私の夫は、とても忘れっぽい人です。出会ってから7,8年経ちますが、その中であったたくさんの出来事のうち、私だけが覚えていて夫は忘れてしまっていることが多いこと多いこと。あの時あそこで飲んだコーヒーが美味しかったって、あんなに喜んでたじゃん!と言っても、そもそもどうしてそこにデートに行ったのかを覚えてないんだ、と言います。

 

忘れっぽい夫

そんな夫ですが、記憶喪失というわけではないので、思い出すきっかけがあれば大丈夫なようです。そこで重要なのが、写真です。横浜の花火大会の時、とても混雑していたのですが、私たちは偶然道端の縁石に座ることができて、そこから丸く光る花火を観ました。その花火の写真を見せると、このとき確か花火が始まる前に、港の見える丘公園に行ったよね、と言います。そうそう覚えててくれたんだね、と私は嬉しくなります。

 

思い出を写真に

源氏山公園のてっぺんにある頼朝公の銅像をバックに二人で撮った写真を見せると、このときは俺が道を間違えて、山の裏側の道なき道を登ったんだよね、虫がいっぱいいて怖かった、と笑います。私の方が怖かったよ、オシャレなサンダル履いてたんだから、と怒った顔をしてみせると、途中で気が付いたんだけどもう下ることもできなくて申し訳なかった、と困ったように頭を掻いていました。

 

新婚旅行で行った京都で撮った、宿の前の川に居た鳥の写真は、夫が自分で撮ったからか、この鳥は宿の調理場から何かもらえるのを期待してるから、あまり動きがなくて、写真を撮るのが簡単だった、と威張ります。鳥の写真なんて撮ったのはこの時が初めてなんだ、とも。一緒に行った初めての長期の旅行だから、たくさん写真を撮りました。なので、なんとか夫と新婚旅行の話をすることができます。

 

写真に刻む

私は昔から妙に記憶力がよく、実家の家族にも「あんたよくそんな細かいことまで覚えてるねえ」と呆れられるほどでしたから、夫の忘れっぽさを知った時は本当にびっくりしました。私と過ごした楽しい時間をそんな簡単に忘れてしまうの!?と腹が立ったりもしましたが、夫が申し訳なさそうに俯いてしまうのを見ると、怒ることもできません。
写真があれば思い出してくれる、と気が付いたときは、本当に嬉しかったです。だから私は、何かあるときには必ずカメラを構えます。夫も自覚したようで、今度初めての子供が産まれるときは、デジカメのバッテリをたくさん買い込んで、充電しておくんだそうです。記念の日が増えると、それはそれで大変になるものなんですね。